成功法則についてバシャール的に考えてみたい。
そもそもバシャールは人間は生まれたそのままですでに成功していると言っているので、ここでいう成功は人間が意味付けた成功のことだ。
バシャールの言う、「人間は生まれたままですでに成功そのもの」と言うのは、きっとこういうことだろう。
野に咲く花は、生まれ育ち花を咲かせ散り枯れていく。
それが野に咲く花のあるがままの姿。
ある時、野に咲く花は、何らかの理由で花を咲かせる前に死んでしまうかも知れない。
でもそれが野に咲く花のあるがまま。
野に咲く花にだっていろんな人生があり、どんな人生もあるがままであり、どの生も価値としては同じだ。
だとしたら野に咲く花も、この世に生まれただけで、もうすでに成功していると言える。
同じように人間もあるがままの中立の目で見れば、全員がもうすでに成功しているのだ。
とは言っても、人間が自分たちで意味づけたこの世界では、富と名声を得て他人より優位な立場になるというゲームが好きで、みんながそれにハマっている。
この富と名声ゲームで必要なものは何か?
バシャール的には、物事に良い意味づけを与えれば良い結果を得るし、悪い意味づけを与えれば悪い結果を得るという「物事を常に前向きで明るい気持ちになれるように解釈する」という生き方、これに尽きるんだろう。
より具体的に言えば、自分が本当に好きなことやりたいことを素直にそして誠実に実行する。
人生にはネガティブなことも起こるので、そのネガティブさを如何にポジティブさに変えていくか。
人生をどう前向きに解釈していくか、どう肯定的に捉えていくか、それがポイントだと思う。
そうやって輝けば輝くほど富と名声ゲームは有利に進む。
だけど、ただ単にワクワクしている状態は、輝いている状態ではない。
ワクワクを行動して何か価値あるものを他人に与えた時初めて、その人は輝いていると言える。
なぜなら、人が輝いているかどうかは他人が決めるものだからだ。
……とまあ、たいして成功もしていない私が書いても説得力はないですが、バシャールの本を何度も繰り返して読んだ結論です。
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