バシャール的本質論「果たして 私たちは 存在しているのだろうか?」

バシャールにはこのような言葉がある。

今存在するものは、その存在を今までも続けてきましたし、今も存在していますし、これからも存在し続けることしかできません。
存在しない状態になることはできません。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.181より引用

これを人間中心に解釈すれば各個人に永遠の命があるようにもとれる。

だけどバシャールの言うように、すべてはひとつであり、そしてこの現実が幻想であるのなら、この「わたし」という意識感覚さえも幻想であるかも知れない。

夜見る夢の中に存在している自分の意識は、はたして夢なのか現実なのか。

夜見る夢の中に出てくる自分は、幻想の自分なのか、それとも現実の自分なのか、どっちだろう。

夢の中に出てくる自分が幻想の自分であるのなら、この現実に生きている自分も幻想なのかも知れない。

死んだ後に残っている(もしも残っているとすればだが)意識こそが真のリアルな自分だろうと思う。

だとすれば、私たちは、果たして本当に存在しているのだろうか?

死んだ後にそれでも存在している唯一の命こそが、真の存在ではないだろうか。

MIL57036

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