みなさんは、今以外の時と場所には存在していません。
みなさんが”過去”と呼んでいる現実も、”未来”と呼んでいる現実も、すべて、みなさんの中の「今、ここ」にあります。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック６ ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる 』25ページより引用させていただきました。
バシャールの言っていた過去も未来も現在にあるという意味はこの意味だったのでしょうか。
だとしたら私は少し誤解していたかもしれない。
私たちが存在可能なのは今という時間の中だけ。
だけど今に存在する私の中には、過去も未来も存在している。
過去は今の私が思い出すから存在するし、未来は今の私が想像するから存在する。
過去も未来も私が存在するから存在する。過去も未来も今ここに存在する。
今までは、過去や未来という状況がこの宇宙のどこかに存在すると考えていた。
宇宙は無限なので無限の状況がこの宇宙には存在するだろう。
だとすれば自分の過去や未来と同じ状況が無限の宇宙のどこかに存在していてもおかしくないと考えていた。
そう言う意味で過去も未来も現在に存在すると思っていたが、今回引用した部分が、バシャールの言う過去も未来も現在に同時に存在するの意味であれば、現実として存在するのは現在だけだが、その現在の自分の中には未来も過去も存在している。そういう意味で、現在には過去も未来も同時に存在している、ということになる。
そして現実として存在するのは現在だけだとすると当然タイムトラベルは不可能とはならないか？
存在しない場所には物理的に行けないからだ。ただ無限の宇宙には自分の未来や過去と似たような状況もパラレルワールドとして存在するだろうから、それらの現実には行くことは可能だと思われる。
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