「生命のワンネス」というエックハルト・トールの言葉で今日閃きました。
真のスピリチュアルとはオカルト的なこととは無関係で、ただあるがままなのだろうと言うことに。
スピリチュアルとは、人間のエゴからではなく、可能な限り中立(ニュートラル)に物事を見ること、それに尽きる。
人が生まれそして死んでいく。
これを人間の側から見るとひとつの生命が生まれ、ひとつの生命が消滅したかのように見える。
次にこれを「生命はひとつ」というスピリチュアルの(ニュートラルな)観点から見ると、ひとつの生命の微々たる変化に過ぎない。
だから、何かあるいは誰かの生命、というこだわりさえ持たなければ、生命は永遠に続く。
これがスピリチュアルで言うところの生命は永遠であるという意味だろう。
このように、同じ現象を中立、ニュートラル、無色の状態で見ることがスピリチュアルなんだと思う。
だからスピリチュアルによって何かが変わることはない。
しかしスピリチュアルという見方を得たことによって何かが変わるかもしれない。
そして、私たちが夢を幻想だと言うように。
何故なら夢は目覚めたら消えてしまうからだが。
いずれ消えてしまうものは幻想だとすれば。
この現実も幻想だと言える。
人はいずれ死んでしまうのだから。
スピリチュアルという考えを持ち込んだからと言って、いずれ人間が死んでしまうという現実は変わらない。
しかし、物事を中立に見るという新たな観点を獲得したことによって心の安らぎを得る。
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