みなさんがなにを学んでいるかというと、いわゆる夢というものが現実であって、今の現実というものが夢だという事を学んでいます。そのふたつが分かれているのではなくひとつだということがわかった時、夢の中でできることがこの現実の中でもできるということを悟ります。
夢とこの現実を融合する方法というのは、今、夢を生きるということです。
そうすればなんでもできます。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈1〉ワクワクが人生の道標となる。 VOICE新書
いやあ～これこそバシャールの真骨頂ですね。
夢が現実で、現実は夢、このふたつを融合させるとなんでもできる。
大切なのは、夢を生きること。
バシャールによると時間も空間も幻想です。
そういえば、夢の中には時間も空間もありません。
夢の中では、どのような時間や空間をも構築できます。
純粋な意識の状態であると言う意味では、夢は現実の真の姿に近いのでしょう。
また逆に、いわゆるこの現実というものは、思考が無意識に創りあげている部分が多々あります。そういう点ではこの現実は幻想と言ってもいいかもしれません。
しかし、すべてはひとつ……
なので、いわゆる夢と現実の区別も本来存在しません。
夢と現実という区別は、大いなるひとつのものから分離したがゆえに生まれたのでしょう。
夢も現実も本質的に変わりがないのであれば、夢でできることは、この現実でもできるはずです。今、夢を生きるとは、想像と創造の分離をなくすことなのかもしれません。
今、夢を生きるとは……
すでに夢のようになった（夢が実現した）と信じ、そして、そのように行動する（生きる）……こと、なのでしょう。
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