バシャール的本質論「悪の本質」

今日はこんな言葉を目にしました。

「悪に抵抗するなかれ」は、人類がもっとも貴(とうと)ぶべき、真実の一つです。 : エックハルト・トール

オイオイ、それが、人類のもっとも貴ぶべき真実だって?

そんな馬鹿な!

話しは変わって、人類の最悪最低の悪は他人の命を奪うことだと思います。

巷でよく聞くのが、「なぜ人を殺してはいけないのですか?」という子供の質問に大人が答えることができないと言うのがあります?ありました?

私はこのことについて思索し自分なりの答えを得ました。

「なぜ人を殺してはいけないのですか?」

「自分が殺されないためだよ」

誰だって自分や自分の家族は殺されたくありません。
人を殺していいのだと認めると、自分や自分の家族の命が脅かされます。

だから有無を言わさず満場一致で「人を殺してはいけないのです」。

そういう結論を得ていた私ですが、エックハルト・トールの「悪に抵抗するなかれ」には違和感を覚えていました。

そして閃きました。

これも先の「なぜ人を殺してはいけないのですか?」と同じ問題なのだと。

悪に抵抗したり悪を撲滅しようとするのは、結局、自分や家族が悪による被害を受けたくないからです。

自分達が悪によって被害を受けたくないから、これまた満場一致で「悪はいけないこと」になったのです。

逆に言えば、自分がされて嫌なことを「悪」と定義づけた、と言っても良いかも知れません。

自分がされて嫌なことを「悪」とカテゴリー分けし、さらにうまいことに、自分がされて嫌なことと言うのはほぼ全地球的に共通だったのです。

みんなの利害が一致したので、「悪」を絶対的に悪とし、撲滅することにだれも異論を唱えません。

物事を中立に見た場合、これが本質なのではないでしょうか。

DES01042

コメント

  1. 城下 淑恵 より:

    私は、自分の中の「悪(=ネガティブさ)」を否定せず受け入れよ、という意味に解釈しました。

  2. バシャール研究家 バシャールの言葉コンシェルジュ より:

    こんにちは、城下さん。

    いいですね、その解釈。

    シンプルだしそういう解釈も大いにありですね。(^_^)

    わたしはちょっと難しく考えすぎたかも知れません。

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