人は、「時の流れ」という感覚と、自分が保有する概念を組み合わせてオリジナルのストーリーを紡ぐ。それが、「思考の次元」においての「世界」、一枚のスクリーンになる。:雲 黒斎著『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』

雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

人は、「時の流れ」という感覚と、自分が保有する概念を組み合わせてオリジナルのストーリーを紡ぐ。それが、「思考の次元」において一枚のスクリーンになっているんだ。これがおまえたちが「世界」と呼んでいるものだね。

とあります。

概念とは、「これはこれ、それはそれ」などの様々な意味や価値、定義のことだそうです。

「いま」というゼロポイントから投影された映像が、思考という名のスクリーンに映し出される。

その思考という名のスクリーンは、蓄積する概念の量と時の流れによって、拡大が可能。

この思考のスクリーンが広がることを、一般的には、(子供から大人へと)世界が広がると言っている。

現象界に生まれてすぐの頃は、皆が「いま」の意識状態にある。
しかし時間の経過と共に、時間の感覚も伸びていく。

さらには、経験の積み重ねによって、様々な概念も蓄積されていく。
終いには時間の感覚と概念は圧倒的に増え、実際には見たことも聞いたこともない世界も、それに含んでいく。

この意味では、大人より子供たちの方がよりリアルな世界である「いま」に近い次元で生きていると言える。

書いてあることをまとめると、以上のようになります。


もっと あの世に聞いた、この世の仕組み

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