雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
重要なのは、そのスクリーンを、どこから見ているかということだ。(中略)意識がスクリーンの中(思考の次元)に位置しているのであれば、幻想を現実だと誤認した中で生きていることになる。
とあります。
子供を叱りつけた時、説教の後すぐにその子供が、ケロッとして嬉々とした表情を浮かべていたら、大人は、まるで反省の色が見えないじゃないか!と怒るだろう。
しかし、「反省の色を見せろ」を裏返せば「過去を引きずる態度をとりなさい」ということでもある。
子供はその場でまた同じ過ちを繰り返したわけではない。瞬時に気持ちを切り替えて「いま」を生き出しただけだ……
自我はそうやって、他者を自分のいるスクリーンの中、思考の次元へと招き入れようとするとのこと。
そして、引用した部分へとつながります。
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