雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
自我は「変化」を嫌うからね。
「人生を変えたい」と言いつつも、実際の生活に変化を取り入れようとしない人が多いのはそのためだ。
とあります。
私はこの言葉から面白い事実を発見しました。
自分を観察して思うのが以下のことです。
人生を変えたい人というのは、自分を変えたくない人なんですよね。
人生を変えたいと思っている人は、自分は変わらないけど、取り巻く環境には変わって欲しいと思っている。
変えたい人生の中には自分は含まれていない。
自分は現状維持が良いのだが、このままでは大変なことになりそうだから、取り巻く環境を変えなくてはならない。
取り巻く環境は自分が何もしなくても、どんどん変わっていってしまう。
だからいまのうちに人生を変えなくちゃ!
つまり自分が何もしなくても現実の方はさっさと変化してしまうのです。
人生を変えたいと思わなくてもある意味人生は元々刻々と変化している。
そう考えると現状維持ではいずれ変化に置いて行かれる。
すべてのものは変化しているのだから、自分も変化してやっと、それらのものと対等になれる。
そんな気もするのです。
「創造」の中の、たったひとつの定数は「変化」です。それを怖がらないでください。変化とは「非常に安定した状態」なのです。 : バシャールの学校
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