実際に存在しているのは『空』という流動しつづける全体性だけであって、『自分』とか『何か』とか、そういうふうに他と分離して存在するものは、何一つないってことなんだ。 : 雲 黒斎著『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』

雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

実際に存在しているのは『空』という流動しつづける全体性だけであって、『自分』とか『何か』とか、そういうふうに他と分離して存在するものは、何一つないってことなんだ。すべてが連携しあった、ひと続きの同じ存在なんだよ。

とあります。

でも、だとしたら真実の世界は、とっても退屈でつまらない世界ですね。(^-^;

だから『自分』とか『何か』というものを分離して創造したんでしょうね。

楽しむために『自分』とか『何か』を創ったのに、何時しかそれを楽しめない自分がいるようになった。

退屈しないように楽しめるようにと創った多くの『自分』や多くの『何か』が、いつの間にか自分を苦しめるようになった。

自分の思いどおりにならないもの、自分に被害を与えるものに思えてきた。

自分の思いどおりになる時には考えもしなかった、果たして『自分』とは何なのか?どうして生きるとは苦なのか?どうしたら欲しいものが手に入るのか?

そういう思考の果てに、実際に存在しているのは『空』という流動しつづける全体性だけという知識とその可能性に出会う。

そうかそうだったと腑に落ちるのか、それともそんなこと信じられない、となるのか、それともまた他の何かを求めるのか。


もっと あの世に聞いた、この世の仕組み

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