雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
「自分に対する素直さ」が、正常に発動されさえすれば、うつは簡単に治ります。
とあります。
うつは「素直さ」の発動を阻害しているカルマ(思い込み・固定観念)から離れることができれば治るそうです。
そしてこのカルマの正体が、その人のもっている「やさしさ」や「正しさ」という観念だそうです。
ということはですよ、これは、思い込みや固定観念から来る「やさしさ」や「正しさ」を手放せばうつは治るってことでしょうね。
これなんとなくわかります。
逆に言えば、「やさしさ」とか「正しさ」を考えない人は、うつにはならないってことでしょうね。
「やさしさ」とか「正しさ」が気にならない人は、うつにはならない……はずです。
(だからといって、うつでない人は皆、「やさしさ」や「正しさ」を気にしていないってことではないです。)
この本では、「やさしさ」を手放さないかぎり、うつからの回復は難しいとあります。
ただ、この手放すべき「やさしさ」は、「愛から発動されるやさしさ」ではなく「観念として保存されているやさしさ」だそうです。
これもなんとなくわかります。
やさしい人間のとるべき行動というある程度の固定観念が社会的にそして経験的に存在します。
そしてそれらに照らし合わせて、やさしさを発動できない自分にストレスを感じたり、責めてしまうのです。
あるいは自分に嘘をついて人にやさしくするときもあるでしょう。(これもストレスになるでしょうね)
この本には、うつの「根本的な原因」は
「やさしさという名のカルマ(誤解されて保有されている”やさしさ”の概念)」だとあります。
さて私の場合、私はうつなのだろうか?
それに近いような症状もあるが、そうでもない気がしていた。
そしてその原因がわかってきた。
そう、時にわたしには「やさしさ」がない……
……そう、時にわたしは冷たいのです……
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