雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本によると、
かつてお釈迦様は、「人生は苦である」と説きました。そしてこの教えこそが仏教における根本教義。偉大なる「真理(いつどんなときにも、また、誰にとっても、変わることのない絶対的な真実)」として伝えられているわけです。
とあります。
この「人生は苦である」に関しては、アルボムッレ・スマナサーラさん著の『怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)』や『怒らないこと2―役立つ初期仏教法話〈11〉 (サンガ新書)』などを読んで、なるほどそう言う見方もできるなと思いました。
スピリチャル関係の本には、よく、私たちは楽しむために生まれてきた、というような表現を見ますが、考えてみるに、楽しむために生まれてきたとは言っていますが、人生は楽であるとは言っていません。
バシャール的には、すべては中立なのですから、人生は苦であると意味づけるから本当に人生が苦になるとも言えるのでしょう。
あるいは、苦があるから楽を知ることができるとも言えるし、人生は苦であるからこそ楽しむことに意味があるとも言えるのかも知れません。
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