雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
感情解放のコツは、その感情にストーリーを持ち込まないこと。その気持ちに「理由」をもたせないことです。
とあります。
このことは、バシャール的に言えば、ものごとを中立に見る、ということになると思います。
バシャールは、感情は観念から生まれると言っているので、観念が中立となれば(観念に意味がなくなれば)、当然感情も消えると思われます。
感情にストーリーを持ち込まず、そして「理由」と結びつけず、その感情だけを純粋に感じ切ること、味わうこと、とこの本にあります。
叫ぶ、泣く、笑うが素直に出来るようになると、「心の運動不足」や「感情面での不感症状態」が解消され、エネルギーのゆがみは徐々に消えていくとのことです。
……ということで
たとえば怒りという感情にしても、それは元々自分の中にあったもので、発散されるのを待っていた。
その発散の引き金となったのが、その怒りの対象となった出来事なんだそうです。
その出来事に遭遇することによって怒りが生まれたのではなく、元々怒りはあったのだが、その出来事がきっかけになってしまっただけ、とそういうことらしいです。
この考え方は、私にとって、とっても新鮮です。
バシャールからの情報を、そういう視点から眺めることも可能に思われます。
生命はすべて「怒っている」という人もいるほどですしね。
生命は誕生した途端に、死や病気などの「苦」に脅かされ始める。
そんな生命が抱く感情は、死や病気など「苦」に対する「怒り」なのである、と……
怒りこそが誕生した生命を活かし続けようとする原動力なのだ、と……
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