雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
実は怒りも悲しみも、外側から訪れるのではありません。生まれたときからすでに内在しているものなんです。僕たち人間は、この現象界へ現れる際、たくさんの感情を抱えてやってきます。それらを人生の中で解放するために。
とあります。
あらゆる感情は無理に抑えないほうがいいそうです。
「自分に対する素直さ」に目を向ければ、怒りや悲しみなど、ネガティブといわれる感情も避けることなく、感じてみてくださいとのことです。
……ということで
これって私も実感していることなんですよねえ。
実生活で限界を感じていました。
自分のネガティブな感情を抑え込んでいることに……。
今現在は、それらのネガティブな感情をどのように発散させるのが一番良いのか試行錯誤しているところです。
ドラマや映画には物凄い悪役が出てきて悪の限りを尽くします。
そしてヒーローが出てきて悪を懲らしめるわけですが
冷静に客観的に考えてみると、悪役もヒーローも、同じ人の分身なんですよね。
その映画やドラマに原作があれば、その原作は一人の人が書いているはずです。
その同じ一人の人が、悪の限りを尽したり、ヒーローになって悪を懲らしめるわけです。どちらも原作者の思考から出ています。いわばどちらも原作者の分身です。悪も善も両方とも原作者自身です。原作者自身にその悪とその善があったから、原作を書けたわけで、自分の中にない悪を描くことは不可能です。
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