うつで苦しんでいる人の心にあるストレスの発生源は、「肥大化した自己卑下(罪悪感)」や「犠牲心」です。そしてそれは、やさしさゆえに培われました。 : 雲 黒斎著『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』を読む

雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

うつで苦しんでいる人の心にあるストレスの発生源は、「肥大化した自己卑下(罪悪感)」や「犠牲心」です。
そしてそれは、やさしさゆえに培われました。

とあります。

たとえばとしてこの本では以下のような例が載っています。

「やさしさ」というカルマの一つの形が「怒ってはいけない」だった場合。

腹の立つ状況を抑えてしまう。
忘れたことにしたり、悪いのは自分のせいと考える。

しかしそれによって怒りという感情エネルギーは、消えることなく、自らの内側へと流れてしまう。
そうやって蓄積された「動的エネルギー」は、抑え込む必要がある。

こうやって抑え込むことは、自らの活動エネルギーを浪費することになり、結果行動力も抑制されてしまう。

そのことが、疲労ややる気のなさ不眠などにつながり、うつ症状をもたらしてしまう……とのこと。

……ということで

確かにこのうつ症状発生のメカニズムの解明は、論理的だし説得力があります。

腹の立った時に、その場で怒ることができる人なら、確かにうつ病にはならないかも知れません。

その一方で、そういう性格の人が羨ましいという人が多くいるのも事実です。

怒りという感情エネルギーを内側に流してしまわない工夫が必要のようですね。

怒りという感情エネルギーをできるだけ迅速に外側に発散させる方法、それがあれば、うつ病というのは減っていくのかも知れません。

この文明では「憎しみ」が「愛」の反対語だと思われていますが、それは愛の反対側ではあっても、反対語ではありません。真の愛の反対語は「罪悪感」です。(中略)自分自身の存在そのものを否定するような罪悪感のことです。 : バシャールの学校

否定的な感情をいだくことは、別に悪いことではありません。自分の人生の中に、困難をもたらすものではないのです。否定的なものを否定するとき、それが困難をつくりだします。 : バシャールの学校

バシャールの助言:「頭では理解できるけど、行動に移すのは難しい」は観念が仕掛けたトリック、「本当に理解したら、行動するのは簡単」が正しい理解


もっと あの世に聞いた、この世の仕組み

MIL21004

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