ハードルの越え方を知らないことが「無明(わかっていない)」ではなく、ハードルがないことに気づいていないことが「無明」。 : 雲 黒斎著『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』

雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

お釈迦様は、ハードルの越え方を知らない君を「無明(わかっちゃないな)」と言ったのではなく、ハードルがないことに気づいていないという、そのことを「無明」と言っているんだ。

とあります。

自我を無くすというハードルをどんどん越えて行けば、真我というゴールに辿り着くと思って、ハードルを越える練習や、ハードルを越える理論などを学習して、真我に辿り着こうとするのだが、何時まで経っても真我というゴールに辿り着けない。

それもそうさだってまず、自我なんてそもそも存在しない、自我は幻想に過ぎない。
だからハードルは存在しない。ハードルなんて存在しないからハードルを越えようとしなくても良い。

さらに、真我というゴールがあると思っていたが、そもそもこの真我というのも存在しない。
真我は存在しないが、真我という状態は存在する。

ある意味すべてが真我というゴール。
ある意味自分自身が真我というゴール。
ある意味ゴールは存在しない。

だからもうすでに真我というゴールには達している。
だからもうすでに真我の状態にある。


もっと あの世に聞いた、この世の仕組み

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