感情解放のコツは、その感情にストーリーを持ち込まないこと。その気持ちに「理由」をもたせないこと。誰かや何かを恨まず、また、自分自身を責めることなく、その感情の存在を認めること。 : 雲 黒斎著『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』

雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

感情解放のコツは、その感情にストーリーを持ち込まないこと。その気持ちに「理由」をもたせないことです。
誰かや何かを恨まず、また、自分自身を責めることなく、その感情の存在を認めること。

とあります。

いよいよ核心ですね。

具体的には、何々だから腹が立つというように苛立ちと状況を結びつけないで、怒りをただ感じきる、味わうことだそうです。

面白いですね。

確かに怒りという感情をその理由から隔離させれば、誰かを恨むというのもないですね。

さてここで思考実験してみたいと思います。

隣りの家の人が家の前に置かれた誰かのゴミを何食わぬ顔で自分の土地に寄せた……だから腹が立つ!

犬を連れた散歩人がわざわざ自分の家の土地にある樹木にマーキングさせる……だから腹が立つ!

ファミレスで食事をしようとしたらタバコの煙がどこからとも流れてきて、その臭いで食事がまずくなった……だから腹が立つ!

俺は腹が立ってるんだあ~と叫んでみる。
腹が立つ自分を味わってみる。

おお!腹が立つってこういう感情なんだって感動してみる。
ひょっとしたら腹が立つって楽しい!ってなるかもしれません。

そうですね、その理由を考えないで、感情だけを味わえば、むしろ腹が立つというのは、楽しいのかも知れません。

しかしそこに、ルールを守れないあいつは人間のクズだ許せない!正しいのは俺だ、だからなんとか仕返しをしてやりたい!だと、そこにあるのは苦痛ですね。とっても嫌な気分です。もはや仕返しの出来ない自分にイライラしてきます。

ということで、ストーリーや「理由」を持ち込まない状態で感情を解放すれば感情の解放も問題ない?ってことですかね。
あるいは、じっくりと噛んで味わってしまえば自然と感情は消化され消えてしまう?

これをバシャール的に考えると、感情は観念から生まれるので、生まれる基となる観念から切り離してしまえば、感情も消えてしまうってことでしょうね。ただそうであるものとして見て、そこに意味を与えなければ感情も生まれない。

ごく一般的に考えれば、人に迷惑をかけないストレス発散ってことですね。そういう手段を持っているか否かということですね。


もっと あの世に聞いた、この世の仕組み

TAH03019

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