結局のところ現実を変えるのは行動であり、行動に移るには「やる気」が不可欠だ。
この場合、普通は、「やる気」を出す方法を考える。
でも大抵それは失敗に終わる。
そもそもやる気がないからやる気がないのであって、それゆえに、やる気を出す方法というのは常に強制を伴ってしまう。
強制された「やる気」は、よほどのことがない限り長続きはしない。
しかしもし今日書いた記事
のうちの、「日常の活動エネルギーが怒りを抑え込むためのエネルギーに消費されるため、行動力が抑制され、やる気の低下など、うつ症状をもたらしてしまう。」が、正しいのであれば
やる気を出すためには、ただ蓄積されていた感情を解放すれば良いことになる。
ネガティブな感情を抑え込むのに使っていたエネルギーを「やる気」のほうにまわすことができる。
やる気を出すひとつの方法として、「蓄積された感情を解放する」というのが、あり得るのかも知れない。
執拗に執着していたネガティブな感情を手放して解放することによって「やる気」というものが出てくるかもしれない。
その可能性に気がついた。
この場合の利点は、何々しなくては!というのがない点だ。
やる気を出さなくては!というのはない。
あるのは、行為をやめること、手放すこと、だ。
ネガティブな感情だけをその理由(意味づけ)から切り離して、逆に味わい尽すことによって手放していくというのがその一つの方法だ。
これはいまを生きること、いまを感じることにもつながってくる。
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