無限は無に等しい?
無限って無限ですよね。
存在が無限なら、すべての可能性がもうすでにどこかに存在しているわけで
ありとあらゆるすべてが存在しているってことは、逆に、何も存在していないのに等しい気がする。
ありとあらゆるものが、無限に存在しているのであれば、Aという未来の状況、Bという過去の状況、このどちらもすでに存在していることになる。
未来がすでに存在していると、当然未来は存在しないことになる。
過去もすべてが存在していると、過去なんて意味をなさなくなる。
ファールボールを幸運にもキャッチしたというパラレルワールドが存在していて、もしそのパラレルワールドしか存在しないのであれば、ファールボールをキャッチしたのはラッキーで素晴しいことだ。
でも、宇宙は無限に存在するのだからと、ファールボールをキャッチし損ねたパラレルワールドも、ファールボールに頭をぶつけたパラレルワールドも、ファールボールを落としたパラレルワールドも、ありとあらゆるファールボールをキャッチすることに関するパラレルワールドが存在したとき
しかもそれらがすべて同じ価値であるのなら、ファールボールをキャッチするに関する世界は、別にあってもなくてもどうでもいいことになる。
つまり白い画用紙に黒マジックで点や線を描くから、そこに黒マジックが存在する意義があるが、白い画用紙をすべて黒マジックで完璧に塗りつぶしてしまった時、その黒マジックの存在意義は無に等しい。
……と、ちょっとまだうまく表現できませんが、そんな気がします。
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