【ワクワク・バシャール!】ある瞬間、自分が望まないことを感じていても、その瞬間の自分を否定しないで、自分の全体として認めてあげてください。あなたのすべての部分を「これは全部自分なのだ」と認めるまでは変えることはできないからです。

ある瞬間、自分が望まないことを感じていても、その瞬間の自分を否定しないでください。
それを自分の全体として認めてあげてください。
その「認める」ということが非常に大切です。
なぜなら、あなたのすべての部分を「これは全部自分なのだ」と認めるまでは変えることはできないからです。
あなたの一部だけを変えることはできません。
不可能なのです。
どこかの部分を変えたと思っても、それは必ず全体に影響しています。
ですから。全体が変わっているのです。
一部だけではありません。

以上、ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャールゴールド』P.247より引用させていただきました。

この前後を以下にまとめてみます。

自分をいろいろな部分の集まった存在として見るのではなく、完全なひとつの統合された存在だと見ること。

完全なひとつの存在としての自分が、それをしようとしている、という見方をする。

私の一部はこれをやりたい、でも、こちらの一部はこれをやりたがっている、ではなくて。

統合された存在として行動するためのもっとも早い方法は

自分がすでに統合された存在であるかのように行動し、話し始めること

どの決断も、存在全体が下している決断だというように。

完全なひとつの存在である私が、いまはこれを決断したのだ……と。

青い面が6つのサイコロと、一面だけが赤のサイコロは、

分離した観点からだと、同じ立方体の一面だけが赤に変わったと見る

統合された観点からだと、ふたつのまったく異なった立方体だと見る

……ということで

いま、面白いことに気がつきました。

青い面が6つのサイコロと、一面だけが赤いサイコロのふたつが同時にそこにあれば、当然このふたつの立方体はまったく異なったものだと考える。

しかし、最初に青い面が6つのサイコロを見せられ、その場所を一度カーテンなどで隠して、次に現われたときに一面だけが赤だとしたら、サイコロの一面だけが赤に変わったと見えるだろう。

でももし、一面だけが赤の別のサイコロとすり替わっていたら、一面だけが変わったと見えたサイコロは、まったく別のサイコロだったということになる。

逆に言えば、ふたつのまったく別のサイコロがあっても、記憶の中で青い面が6つのサイコロと一面だけが赤いサイコロは、つながっていると考えれば、ひとつのサイコロが変化したと見える。

バシャールによると、このふたつのつながりは、頭の中で「これはつながっている」と定義づけしたことからくるつながりだけだそうです。

ああ、そうか!

いまここに同時に存在するというパラレル・ワールドも、それらを一度に全部見ることができたなら、それらがまったく異なる別々のパラレル・ワールドだと分かるのだが、時間と空間というこの物理的な現実の中で順を追って見せられると、つながっているように見えるってことですね。

……ということで、バシャールは結論として

どんな瞬間でもあらゆる瞬間、自分がつくった小さな変化はあなた全体を変えます。過去の何ものにも縛られず、次の瞬間から、まったく新しい存在として、まったく新しい行動を起こしてよいのです。 by バシャール

となります。

私たちは意識から出来ているので、どんな変化でも、変化するたびにまったく新しい異なる存在になるそうです。

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