「毎瞬々々、自分はまったく違う人間なのだ」ということがわかり始めると、毎瞬々々、自分の望むものをなんでも、より自由に創造することができるようになります。
毎瞬々々を、常にゼロから出発することができます。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.100より引用させていただきました。
ここまでをまとめてみます。
考えることによって一瞬前の自分と、この瞬間の自分は違う。
変わっていないと思うのは、「自分は連続した存在である、という幻想」を維持しているから。
肉体は同じように見えても、毎瞬々々、物理的にもまったく違う人間、別人なのです。
過去によって今の自分が左右されることがなくなります。
時間と空間も私たちが創り出したひとつの概念。
……ということで、自分の望むものをなんでも、より自由に創造できるというフレーズにとても惹かれます。
確かに、過去からのつながりを絶ち、常にゼロからのスタートであるなら、その確率はそうでない時より格段にアップするとは思います。
でも、いくらなんでも、望むものが永遠の命だとか、300歳まで生きることだとか、若返ることだとか、一夜にして大富豪になることだとか、たとえば世界征服だとか、想像の中ではいくらでも可能ですが、この現実においては、どうなんでしょう?
ほんとに「なんでも」なのか、ただ単に言葉のあやなのか。
物理的に可能で、かつ常識的に充分あり得るものの中で、「なんでも」なのか。
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