怖れというのは、自分自身に対する慈悲が足りないということです。自分の人生のなかで起きているいろいろなことを信頼できないということです。見たくないものを、いつまでも見ようとしない時にやってくるメッセージなんです。 : バシャールの学校

怖れというのは、自分自身に対する慈悲が足りないということです。自分の人生のなかで起きているいろいろなことを信頼できないということです。怖れというのは、あなたが自分自身で見たくないものを、いつまでも見ようとしない時にやってくるメッセージなんです。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』P.219より引用させていただきました。

以下書いてあることをまとめてみます。

怖れには、気持ちを現在に戻す効果もある。

ワクワクと怖れは同じエネルギーで、肯定的に見るか、否定的に見るかの違いです。

どちらを使っても、自分の中心を取り戻すことができる。

とは言っても、否定的な見方をすれば、怖れは人間のすべての原動力になっているようにも思えます。

極端に言えば、命を失う怖れがあるから、嫌々ながらも仕事をするし、他人に嫌われる怖れがあるから、いろいろ社交辞令だとか、空気を読むだとか、ファッションやらエチケットやら、気を遣うわけだし、法律に違反して国家に自由を奪われる怖れがあるから、人はルールを守るわけだし、怖れはすべて人間の活動の原動力となっています。

しかし、怖れでさえ愛の一種のバリエーションです。
ならばそこに愛と光を見つけることは、可能でしょう。

肯定的に見るなら、愛がすべての原動力になっているとも言えるでしょう。

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