エゴというのは、いろいろなものを分けるように、引き離すように働きます。そして、自分の中でひとつにしようとしないで、外のものを一生懸命動かすことによってそれを証明しようとします。簡単に定義づけてしまうと、否定的なエゴ=パニックになります。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』P.241より引用させていただきました。
否定的なエゴ=パニックというのは、不思議と納得してしまいます。
たしかに(否定的エゴであると思われる)私の場合もたびたびプチ・パニックのようなものを引き起こしている気がします。
エゴの特徴であるこの分離というのは、他人と自分を比べるというのに、つながっていくんでしょうね。
ネガティブな感情というのは、たいてい、他人と自分を比べることによって発生するように思えます。
ここで言っている、それを証明って、分離を証明するってことでしょうか、それともひとつであることを証明するってことでしょうか、ちょっと分かりかねます。
あと、外のものを動かすって、どういうことなのでしょう?
よくわかりません。
この後に、同書P.242に「他の人は自分の一部だということを見てあげてください。そして、自分は他の人の一部だということを見せてあげてください」とあるので……、で結局どっちなんでしょう?
エゴというのは分離の性格が強いのですから、エゴが証明するのは、分離の方でしょうね。
ん?でも、パニックになるんだから、逆ですか?
ひとつに統合しようとしてパニックになる?
分離しようとしてパニックになる?
どっちだろう?
分離を無理に統合しようとするからパニックになる?
分離を統合できないからパニックになる?