自分でやりたくないことを一生懸命努力してやる必要はありません。
努力して何かをやらなければいけないとしたら、あなたの目的に向かっての流れに反していることになります。それが努力です。葛藤もそうです。自分のエクスタシーに反したことをやっています。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』P.226-227より引用させていただきました。
人生での成功を地位と名誉とお金であると仮定すると、それを手に入れる方法は、自分に鞭打って人一倍努力して手に入れるやり方と、ワクワクと楽しんで何かをやっていたらそれらを手に入れてしまったというやり方、このどちらも正しいように思えます。
でも、人は初めから成功しており、自分のエクスタシーを表現するために生まれて来たと仮定すると、先ほどの答えは、また違ったものになると思います。
一生懸命努力すれば、ある特定の分野において、なんらかの成果をあげることができるでしょう。
でも、一生懸命努力をしたら必ず人生の目的を果たせるというわけでもないでしょう。
つまり人生の目的を何にするかによって、このバシャールの言葉は、持つ意味が変わってくると思うのです。