感情の解放のために嫌なできごとは起こる : 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』をバシャール的に読む

あなたが魂の深いレベルで願った目的のひとつが、この感情の解放でした。あなたの内側に抑圧されていた感情の痛みを表面に浮上させ、流れさせて解放することが目的の一つでした。

以上、Mana (著) 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』P.132より引用させていただきました。

嫌なできごとは、感情的に嫌なできごとなので、できれば避けたいものです。
ですが、嫌なできごとがあった時点でもうすでに、その解放すべき感情が自分の中にあるということは、解放して解き放つまで自分の中にずっとあるということです。

これもまた、たいへんでそして嫌なことです。

嫌なことがあった時点で、もうアウトなようです。
それは、解放すべき感情が自分の中にあることの結果だからです。
自分の中の嫌な感情を見てください!というサインがもうすでに出てしまったということですね。

もうすでにそうであるもの(ネガティブな感情)は、抑圧せずに、あるがままに受け入れて共感するのが良いようです。

最後にManaさんの以下の言葉をご紹介したいと思います。

「感情はあなたが無意識のときや気づいていないときにのみ、あなたを支配し振り回すことになります。ですから気づき、受け入れ、見つめていればすべてが消滅していきます。」(同書p.132)

バシャールも以下のように言っています。

ですから、このモットーを覚えておいてください。 「気づき=中立化、無力化されること」  つまり、気づけば、それは中立になって、無力化される、ということです。 by バシャール

癖というのは、自分でこういう癖があると認識してしまったら、もう癖ではないのです。自分で知らないでやっているから癖なのです。by バシャール

【バシャールの実践】 もうネガティブなことをしたくないと気づくこと、ポジティブなことだけをすること、それに気づくだけでカルマの鎖を切ることができます。自分が決断すればそれを変えることができます。

 

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