雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
本当は「満たされている状態」を望んでいるわけだから、「満たされていない」という思いは、いらないんだよ。
とあります。
これって面白いですよね。
「満たされている状態」を望むから、自分の持っていないものに気がついて、それが無いから私は満たされないと考えてしまう。
もし「満たされている状態」を望まなければ、自分が何かを持っていなくても、別に気にはならない。
何かが欠けている状態でも充分満足だろう。
そして、これが面白いことに、「満たされている状態」を望んでいる人の思いは「満たされていない」という思いであり、「満たされている状態」を望まない人の思いは、なんと!「満たされている」という思いになる。
そこで宇宙で唯一の法則
通りの現実を受け取ることになる。
これがいつもバシャールが言う、「期待なしに」にということであり、巷でよく言われる、勝ちたいなら勝とうと思わないことだ、になるのでしょう。
(バシャールの決まり文句)「自分のワクワクすることを、毎瞬毎瞬、誠実に行動に起こしてください。ただし、期待なしに」 あなたの夢が実現するためのドアはたくさんあるのです。 by バシャール
これをさらに鏡に映った自分のしかめっ面を笑顔に変える例えで言うと。
望んでいるのは、自分が笑顔になること。
笑顔を望んでいるのに、鏡に映った自分を見るとしかめっ面だった。
それを見た自分は逆に、しかめっ面だから自分はきっと笑えるような状態ではないと思い込む。
あるいは自分のしかめっ面を見てさらに気分は落ち込んでしまい、笑顔とは正反対の方向に向かってしまう。
もし、特に笑顔を望んでいないのであれば、鏡に映った自分のしかめっ面は、別に気にならない。
ただそこに鏡に映った自分のしかめっ面があるだけで、それだけのことだ。
鏡の中の自分を笑顔にするには、こちら側の自分が笑えば良いとわかっている。
そうわかっているので、自然と顔は笑顔になる。鏡に映った自分も笑顔になる。
ちょっと無理があるかも知れませんが、そんな感じでしょうかね。(^-^;
……ということで、一番大切なのは、思いが現実になるこの世界では、「満たされている状態」を望むなら「満たされている」という思いを抱くこと、「満たされていない」という思いではなく、となりますね。
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