雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に「にわか精神世界」「エセ宗教」の見極め方について書いてあったので以下に簡単にまとめてみます。
まず以下の大前提が存在する。
つまり人間は完全な存在ではあるが、その完全性を妨げているモノがありますよ、という大前提です。
「にわか精神世界」「エセ宗教」の類は、この前提が理解できていないとのこと。
なのでその論法が、「あなたには(あなたの人生には)○○が”欠けています”」という観点からの脅しになってしまう。
不安や苦しみを補うための何かを「付け加えよう」とする。
さらに多くの人は、自我がいつも恐れを感じているため、「欠陥・欠落を埋めてあげますよ」という方法論に惹かれてしまう。
ビジネスが目的となってしまうと、真我の発見を手伝うのではなく、自我が喜ぶあれこれを与えるという手法になってしまうとのこと。
具体的かつより詳しくは、本書の当該箇所をお読みください。
大人の事情により割愛させていただきます。(^-^;
とは言うものの、つまりおそらくこうなると思います。
完全性を妨げているモノがあるのだから、やるべきことは、妨げているモノを取り除くこと、あるいは手放すこと……
と言うことは論理的に考えて、そこに何ものも付け加える必要性はないことになる。
他に何ものも必要としない、そのままで完全であるという意味での完全性、ということでしょうね。
ただし、完全性を妨げている余分なものを手放す必要性は存在する。
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