手に入れることが先じゃない。すべては手放すことから始まるんだ。 : 雲 黒斎著『あの世に聞いた、この世の仕組み』を読む

雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

手に入れることが先じゃない。すべては手放すことから始まるんだ。

とあります。

まさに人生は順番が逆に出来ている?

たとえば、自分には才能が足りないという思い癖は、この後に、だから「何々できない」という思いが続く。

そして、そういう思い癖は、自分が抱いた言葉通りに、「何々できない」現実を生むと言う。

さらに、そういう現実があると、ダメなのは何かが足りないから、だから、足りないものを手に入れなければ……

と、結局ふりだしの何かが足りないという思い癖に戻るそうです。

この「足りない」という思い癖は延々と「だから何々できない」という「できない現実」を創造し続ける。

この負のスパイラルから抜け出すにはどうしたら良いのか?

この本には、『足し算的思考』から『引き算的思考』に切り替える、とあります。

本当は、「足りない」なんてことはないし、ダメでもない。
いつでもどこでも人生は楽しむことができる。

それなのに、それを受け入れないで、別な何かを探してしまう。

足りないものを追い求めるより、要らないものを捨てること。

要らないものを捨てることで新しいものをつかめる、とあります。

※ここで、そうだ捨てることだ!捨てることですべてはうまくいく!と、捨てることが目的になってしまうと、道を誤ってしまう気がします。捨ててしまったものを後悔することにもなります。

なので、「捨てる」より「手放す」というのが、より良いと思います。

『自然になろう』とする努力は必要ない。自分が無理している『不自然』な部分を自覚し、それを続けなければいいだけなんだ。(中略)『行為をやめること』が『手放す』なんだ。 : 雲 黒斎著『あの世に聞いた、この世の仕組み』kindle版を読む

 

あの世に聞いた、この世の仕組み

MIL24059

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