質量の起源としてその存在が予言されているヒッグス粒子について

ヒッグス粒子は、英国の理論物理学者ヒッグスらが1960年代にその存在を予言していた素粒子で、ビッグバン直後に生まれ、海のように空間を満たしたとされている。

物理学の基本的「標準理論」では、ビッグバン後、あらゆる粒子は質量を持たず光速で飛んでいた。しかし、ヒッグスの海(ヒッグス粒子の海)により抵抗を受けスピードが落ちて質量を持つようになったと考えられている。

ヒッグス粒子は、自然界で最も基本的な粒子で、「クォーク」など他の素粒子に質量を与えるように働き、宇宙のどこにでもあると考えられ、「神の粒子」と呼ばれている。

宇宙誕生後まもなくヒッグス粒子は生まれ、宇宙空間を海のように満たした。
それまで光速で飛んでいた素粒子は抵抗を受け動きづらくなった。この動きづらさが質量のもとと考えられる。

ただし、光の粒子(光子)は質量を持たず、光速で飛び、ヒッグス粒子の影響は受けない。

ヒッグス粒子はありとあらゆるところに存在するが、姿を隠している。
宇宙誕生直後のような高いエネルギーの場所では姿を見せることがあるとのこと。

以上、今朝の新聞より抜粋させていただきました。

mil52089

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