以下、『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.30-31を参考にさせていただきました。
原始太陽系星雲をつくっていたのは、ガスと1000分の1ミリにも満たない小さなちりだった。
これらが、ガス円盤自身が回転する遠心力と原始太陽の引力の影響を受けガス円盤の赤道面に集まっていった。
赤道上に集まってきたちりどうしの引力が強くなり、ちりは集合して「微惑星」と呼ばれる小さな天体となった。(惑星のたまご)
原始太陽に近い場所にある微惑星は、岩石と金属鉄が主体となった。
一方原始太陽から遠い場所にある微惑星は、氷(水、メタン、アンモニアなどの固体)が主体となった。
微惑星は直径数キロメートルしかなかったが、これらがのちに惑星へと成長した。