豪雨が降りそそぎ原始地球に海ができた : 『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命』より

以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.38-39を参考にさせていただきました。

微惑星の衝突が減ってくると原始地球の表面や大気が冷えていった。
大気に含まれていた大量の水蒸気は冷やされ豪雨となり地上に降り注いだ。
そして地表に海ができた。

こうして地球をおおっていた厚い雲は姿を消した。
大気の主成分は二酸化炭素となり、酸性だった海も陸地の物質が溶け込むことで中和し大気中の二酸化炭素を海に溶け込ませることが可能になった。

温室効果をもたらす二酸化炭素が海に溶け込むことによって地球の気温は安定していった。

もし雨が降らなければ、大気最上部の水蒸気が太陽からの紫外線により酸素と水素に分解され、軽い水素は宇宙に放出され、地球から水蒸気がなくなっていた怖れがあった。

mil52068

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