雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
思い癖の内容は人それぞれ違うものなんだけど、人間が抱えている苦悩は、すべてこの仕組みが原因になっているんだ。
誤った思い込みによって自分で壁をつくり、自他を分離してしまう。
とあります。
ほんと最近このことを実感しています。
例えばとして、ここに列挙することは可能ですが、自分の恥をさらすことになるのでやりません。(^-^;
さて、私の理解として、ありのままのすべてとは、中立で何も意味づけされていない。
だからそれに何らかの意味付けがなされていたら、それは、思い癖と言えるのだろう。
だとすれば、絶対的な意味づけは存在しないはずだ。
善も悪も良いも悪いもポジティブもネガティブも、単なる意味づけのひとつに過ぎなくなる。
唯一のリアルは、中立であるすべてが、ただそこにあるだけ。
ただ、すべては中立ではあるが、あるいは、すべては中立であるが故に、人間はポジティブと意味づけたものを求める。
すべては中立ではあるが、人間が存在する以上、そこには意味づけもまた存在してしまう。
そして大抵の人間は、死より生に、良い意味づけを与える。
だがこの、死より生が良いというのも単なる意味づけに過ぎず、そこに良い悪いは存在しない。
なぜなら生が極まれば死となり、死が極まれば生となるからだ。
死も生も中立である。そこに意味はない。
コメント