すべての感情は、みなさんがすでに「これが正しい」と思っている観念の産物です。観念なしには、感情は出てきません。 by バシャール

すべての感情は、みなさんがすでに「これが正しい」と思っている観念の産物です。
(中略)
観念なしには、感情は出てきません。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.107より引用させていただきました。

性格を構成する三要素、「観念」「感情」「思考パターン」の中で、人生の舵をとっていると思われるのは「感情」ではないでしょうか。

まず、やる気という「感情」が起こらなければ、何事もなすことができません。
人間関係における苦しみも、嫉妬や憎しみ、怒り、怖れなどの感情が起こるから苦しいのであって、なんの感情反応も起こらない人間関係は、楽しくはないかもしれないが、同時に苦しみからも無縁です。

さらに、ワクワク感も幸福感も、感情と直結しています。

もし航海の目的地が現実世界だとしたら、「観念」が海図で、「感情」は船に搭載されている舵つきのエンジン、では「思考パターン」は何でしょう?

「思考パターン」は地球上に存在するあらゆるもの?あるいは目的地を構成しているあらゆるもの、ということになりますかね。
ちょっといまは、適切なたとえが浮かびませんが。

ということで、何が言いたいかというと、「感情」こそが「行動」に直結している要素ではないか、ということが言いたいのでした。

観念だけがあっても、そこに感情が起こらなければ、現実になんら変化は起こらない。
「思考パターン」があっても、それが実際に採用されなければ、現実に変化はない。

宝島のありかが記載された海図(観念)があって、「感情」が動き(エンジンがかかり)、船や乗員や積荷であるところの「思考パターン」を駆使して、実際に船が目的地へと動き出す。(現実を創造し出す)

そんな感じで、行動に直結しているのが「感情」だと思うのです。

そして、実際は観念なしに感情は出てこないので、湧いた感情やまわりの現実を使って、その感情を創り出した観念を探り出すことができるとバシャールは言います。

船に乗っている人達がどうしてみんなワクワクしているか、その理由を、海図を見れば、わかるってことですね。

BAL02072

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