自分の現実は自分が創っていると頭では理解できても、現実の苦しさやつらさからなかなか抜けだせない場合、どうすればいいか? : BASHAR(バシャール) 2006

「自分が現実をつくっていることはわかっている。しかし、それが現実という形で反映されてきたとき、やはりつらいとか、嫌だなと感じたりする反応が起きてしまうことがある」という質問です。
このように、もし観念の部分から反映されてくる気持ちに何だかうまくいっていない感じがあるとしたら、それは、パーソナリティの中の観念の回路がどこかショートしているということです。

以上、ダリル・アンカ (著), 大空 夢湧子 (翻訳) 『BASHAR(バシャール) 2006 バシャールが語る魂のブループリント』P.72より引用させていただきました。

パーソナリティのシステムがアンバランス(エネルギーがショートしている状態)になっている状態とは、パーソナリティの枠組みと「魂の青写真」の枠組みがずれた状態になっている状態。

逆にパーソナリティのシステムのバランスがとれている状態とは、「観念・定義」、「感情・思考」、「ふるまい」のバランスがとれていて、しかも、「魂の青写真」の波動とも調和している状態。このとき、パーソナリティは「魂の青写真」や真実の自分固有の波動、「大いなるすべて」の波動と調和している。

※魂の青写真とは、言いかえると、自分本来の固有の波動(同書P.60より)

パーソナリティのシステムがアンバランスになっている状態のときは、源から反映として受けとった現実が、しっくりこない、苦痛を感じる、自分が送り出したワクワクの状態と一致しないなどの感情をいだくことになる。

この状態は、

自分の中に「魂の青写真」(自分本来の固有の波動)とバランスがとれていない観念や定義があることを示している。

あるいは

あなたのパーソナリティの中には、「魂の青写真」、真実の自分自身と調和していない観念がありますよ

と教えてくれている。(同書P.74)

たとえばこういう観念を持っている可能性があるそうだ。以下同書P.75より引用。

「現実とは自分をつらい目にあわせるものだ」という観念を持っている。
その観念に基づいた波動が源へと投影される。
源は、完璧な鏡となって、その波動を無条件に映しだしてくれる。
映しだされたもの――この場合は、つらい目に会うような現実――を経験する。

このような観念を持っている場合にも、否定せず、自分が創った現実を受け入れる。

現実を受け入れて初めて、その現実を変えることが可能になる。

自分の観念を深く調べて

「ある状況に対して喜びではなくつらい思いを抱くということは、いったい自分はどんな観念をもっているのだろうか」ということを見つけだすチャンスだと教えてくれているのです。(同書P.76より)

……ということで、自分なりに結論を出してみると

頭ではわかっているけど、気持ちにしっくりと来ない感じがあるとしたら……、
いままで気がついていなかった自分の観念、自分の信じている定義に気づき、これからも持ち続けていこうと思う観念なのか、それとも、変えようと思う観念なのか、わかるようになる。

そこで、当然、観念を変えると現実も変わってくる。

ネガティブは変われるチャンスであり、現実を受け入れて、その現実をつくった観念(あるいは定義)を変えれば、現実を変えることができるということである……そうなりますかね。

ネガティブは、現実を変えろ!というサインであり、現実を変えるのは自分の心=観念である。

2013.9.12追記

観念を変えるをもっとわかりやすく言えば、考え方を変える、となると思います。
そして、考え方を変えるということは、意味づけや解釈を変えるのと、ほぼ同じ意味だと考えられます。

よって結論は、

「自分の現実は自分が創っていると頭では理解できても、現実の苦しさやつらさからなかなか抜けだせない場合、どうすればいいか?」

の答えは

観念を変えましょう。
すなわち、考え方や意味づけや解釈を変えましょう、となるでしょう。

そして、観念を変えることによって、感情も変わっていきます。

自分はどんな観念を持っているから、こんな現実なのだろう?と自問自答して、変えるべき観念を見つけ、そして、新しいポジティブな観念に変えましょう。

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