夢遊病者は歩いている途中で、いろんなものにぶつかります。つまり、あなたがあなたの人生の中で創造しているのは、そういうことなのです。
(中略)
自分がぶつかることのできるいろいろな体験を自分に招き寄せてしまいます。
そしてそういうものにぶつかることによって、ショック療法であなたが目覚められる、ということになるわけです。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック〈2〉人生の目的は「ワクワク」することにある。 VOICE新書』P.115-116より引用させていただきました。
眠っているのに歩くトレーニングをしているので、道が見えず、穴に落ちたり壁にぶつかったり、そういう体験を自分に招き寄せてしまう。
それは、自分を被害者にするトレーニングだし、自分の子供たちが被害者になるようにするトレーニングだとバシャールは言います。
たとえば、こういう言葉があります。
「一生懸命汗水たらして働かないと、おまえは何者にもなれないよ。一生懸命、人と競争していかないと幸せにはなれないよ。人より余計に働かないと幸せになれないよ。苦痛なしでは何も得られないよ」
生まれた時からこういう言葉を聞いて育ってきて、当然このような考え方を実生活の中で現実化してしまう。
考えてみるにわれわれは、生まれた時から、そのようにトレーニングされてきたのかもしれません。
夢を見ながら歩いているだけなので、ただ目覚めれば良いのだと思います。
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