激しい怒り、強いショック、底なし沼のような悲しみ、それらの感情は、たんなる”情報”の”内容開示” : 『空(くう)―天翔ける歓喜の弥栄』をバシャール的に読む

激しい怒り、強いショック、底なし沼のような悲しみ、それらの感情は、たんなる”情報”の”内容開示”なのです。
感情というたんなる情報が、エネルギーとして中身を開示してくれたのです。
観察者に向けて、その情報内容を知らせようとしてくれているのです。

以上、Mana (著) 『空(くう)―天翔(あまか)ける歓喜の弥栄(いやさか)』P.40より引用させていただきました。

バシャールは以下のように言っています。

感情(emotion)というのは、文字が表しているように、動き(モーション)を起こすエネルギーです。感情はすべて観念から来ています。観念を持っているからこそ、それにまつわる感情が出てきます。 by バシャール

感情とは動きを起こすエネルギー。

こんなバシャールの言葉もある。

家の例を使いましょう。みなさんは家を建てます(夢を現実にします)。観念というのは、この家の青写真、設計図です。感情というのは家を建てる人、大工さんです。思考パターンは家を建てる材料です。 by バシャール

感情とは大工さん。

「観念」が「感情」、を創り出します。「感情」が「思考パターン」を創りだします。そして、「思考パターン」が物理次元に起きる「現実」を創り出します。by バシャール

でもまあ、こうやって感情を分析すればするほど、それは離れていってしまうのですが……。

Manaさんは、感情とは単なる情報だと言っていますね。
感情とは自分の中を流れていく情報を観察者である自分に対しその内容を開示すること、ということでしょうね。

感情が単なる情報だとしたら、感情とはまったく感情的なものではない、となりますね。
ここにもパラドックスがあるような気がします。

感情という単なる情報をダイナミックで流動的な「感情」にするのは、私たちの意味づけ、定義、観念だということでしょう。

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