宇宙には一つとして個人的なエゴの所有物は存在しない : 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』をバシャール的に読む

もともとたった一つの全体意識である「空」から、その外側へ放たれたものが光の粒子(情報たち)であり、それが各自の肉体の中を循環するのです。全員の共有財産であるさまざまなエネルギー波動が肉体の中を通過し、それらをあなたという意識が観察し、実感しているのです。ですから一つとして個人的なエゴの所有物はありません。

以上、Mana (著) 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』P.68より引用させていただきました。

さて困った……。

肉体が単なるパイプで情報の橋渡しをするだけなら、パイプである肉体はそれらの情報の所有者であるはずはない。
ではあるが情報を流しつつもそこからある感覚を得ているパイプという存在、肉体こそが自分であるような気もしてきた。

Manaさんは、一定の考え方、感情反応でさえ、自分固有のものではないと言う。
ある思考や情報が肉体の中を通過しているだけだと言う。

パイプである肉体、でもそのパイプを使って、私という意識は、ある特定の思考や情報や吸い上げて、私独自の宇宙の中でそれを現実化していく、そう言っています。

……では、この私は誰?

私は思考や情報を吸い上げているパイプという肉体ではない。
でも、私独自の宇宙を創造している意識ではある?

私は意識。

私はオンリーワンの全体意識である「空」のはずだ。

私はひとつであるのに、何故に、それぞれの私は独自の宇宙を創造しなくてはならないのだろう?

でも、それが私が私を知るための唯一の方法……ということなのだろう。

私の最初の錯覚は、Manaさんによると

「自分は肉体だ」「そして肉体は切り離されている」(同書p.68)

だったそうだ。

私は自分を水を流すパイプだと錯覚していた?
確かに水が流れていると言う実感はあった。
だからパイプこそ自分だと思っていた。

そして、パイプは自分を流れる水の感覚を基に夢を見始めた?
それが自分の世界のすべてだと思い始めた……?

……ということで、少し思考が混乱してきたので、このへんでやめておきます。(^-^;

MIL32094

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