私達は「物理次元」の世界を認識している存在 : 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』をバシャール的に読む

あなたは、意識の世界に生きていて、同時に目の前に「物理次元」(観察対象)の世界をも自由につくって、楽しくそこを認識している存在なのです。

以上、Mana (著) 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』P.30より引用させていただきました。

バシャールの言葉には以下のようなものがあります。

【バシャールの実践】 ツール〈原則・知恵〉「無条件の愛」だけが唯一「本当の現実」。いわゆる「現実」はそれを解釈した「現実の経験」にすぎない

自分が体験する物理的な現象というのは、あなたが何を信じるかによって決まります。物理的な現実というのは、あなたが信じていることが創り出した幻想なのです。 : バシャール・スピリット

さて経験とは何でしょう?

おそらく経験とは、実際に存在するものとの関わりにおいて発生するものだと思います。
だから夢の中でのことは、経験とは言いませんよね。
なぜなら夢の世界は実際には存在しないからです。

しかし、もしバシャールの言うように、この現実が幻想であるなら、この現実での経験もまた経験とは言えないのかもしれません。

現実は幻想、夢のようなものなので、出来ることといえば、それは経験ではなく観察するだけなのかもしれません。

この考え方は面白いですよね。

私達はこの現実を経験していると思っている。
だが実際は現実は幻想であり、経験などしていない。
ただ、自分で創った物理的な世界を認識しているだけなのだ。

自分で自分の内部をスクリーンに映し出し、ただそれを観ているだけ。
映像を観ている経験をしているのであって、映像そのものは経験していない。

この考えでいくと、痛みとか、怖れとか、そういうものも、ただ単にそういう映像を見て自分の中で勝手にそういうものを感じているだけということになります。

純粋な意識として自分はどこまでの範囲を本当に経験していると言えるのだろうか?
その範囲を考えてみるのは面白そうです。つまりリアルと幻想の本当の境目はどこなのか、ということです。

MIL4//1

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