あなたという「空」は「声」の主人であり、願望を発する側であり、その願望達成を観察する者(意識)であるのです。
以上、Mana (著) 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』P.40より引用させていただきました。
私達は偽の自己(性格)を自分だと思い込んでいる。自分の感情や態度や行為を自分そのものだと勘違いしている、著者であるManaさんはそういいます。
バシャールは、このことを、性格は人工的なもので、変えることができると表現しています。
「性格=あなた自身」ではなく、性格は創られた人工的なメカニズム : バシャールと宇宙連合
そして、望む現実を手に入れることができない一番の理由も、この偽の自己を自分だと思い込んでいることにあるといっています。
徹底的に偽の自己の観察者であれば、偽の自己の発する声に惑わされることなく、よりパワフルになっていくそうです。
この徹底的に観察者であれ!というのは、バシャールのいうすべての状況を中立に見ることと本質的には同じではないだろうか、そう私は考えます。
そして私が考えるに、この観察者であること、そしてものごとを中立に見ることの利点は、やる気が持続することだと思うのです。
現実を変えるには行動が必要不可欠、しかし人間そこにやる気がなければなかなか行動へとは向かわないものです。自分が外の世界に振り回されていると思えば(被害者であると思えば)、なおさらやる気は失せます。
でも、そうではなくて、自分が願望達成の発注者、願望達成の観察者だと思えば、常にやる気は湧いてくるものと思われます。
で、実際に行動する僕(しもべ)は、自分だと思い込んでいるところの偽の自己(性格)ということになるのでしょうか。
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