「空」が肉体を創ったわけ : 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』をバシャール的に読む

肉体をつくる以前の「空」は、自分がその瞬間に創造したものだけの、単独の波動しか体験できませんでした。
たとえば、星、月、太陽、花、木、鳥や動物、水、土、火、地球、その他のたくさんの創造物をつくり、その中に観察意識として入ったまま、その単独の体験をすることしかできませんでした。

以上、Mana (著) 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』P.36より引用させていただきました。

私達は肉体を持っており、この肉体の感覚が当り前の感覚だと思っているわけですが、もし私達が著者のいうように「空」という意識であるのなら、かつて星や月その他もろもろであった感覚も経験していることになります。

これは、ごく普通の人間としてはとてもファンタスティックなことに思えます。

さて、「空」が肉体を創ったわけですが、著者はこう述べています。

今まで創造してきたすべてのものを同時に観察、そして経験するためには
それらと同じ波動をもち、それらを味わう感覚器官を備えた物理的な乗り物が必要だった

そして、「空」は肉体を創造したことによって、自分がつくったもの全部を同時に味わえるようになった

さて、もうすでに、全部を同時に味わえる私達なので、逆に、単独の波動しか体験できない状態ってどんなだろ?って俄然興味が湧きます。(^-^;

あとさらに、鳥や動物も、その瞬間だけに生き、単独の波動しか体験できていないと言うのは意外でした。
そこが、私達人間と鳥や動物との決定的な違いなのでしょう。

本質的には鳥や動物には時間や空間という認識はないということでしょうか。
鳥や動物の意識を想像してみるのも、つまり、鳥や動物の意識になってみるのも、なんだか面白そうです。

MIL32085

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