以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.92-93を参考にさせていただきました。
「ガンマ線バースト」とは太陽の30倍以上の質量をもつ星が死をむかえる際に中心にブラックホールができ、星の外層部を飲み込むときに、光速に近い速さでジェットが噴きだし大量のガンマ線を放出する現象。
銀河系では10万年に一度、地球から3000光年以内の距離では数百万年に1回おきると言われる。
もし地球の近くでガンマ線バーストがおきると、地球上の生物は壊滅的な被害を受ける。
ガンマ線は大気物質と反応し窒素酸化物を生成しオゾン層を破壊し、地表は太陽からの紫外線にさらされることになる。
また、いくつかの反応を経て生成された硝酸は酸性雨の原因となる。
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