以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.84-85を参考にさせていただきました。
サンゴ礁の生態系の基礎となっているのが、サンゴと「褐虫藻(かっちゅうそう)」との共生関係。サンゴ1平方センチメートルあたり数百万もの渇虫藻が共生しているといわれる。
サンゴは、渇虫藻が光合成によりつくりだした糖類を取り込み残りを体外に放出する。
その糖類をエビやカニが取り込み、さらにエビやカニは魚類に捕食される。
こうしてサンゴ礁は、多様な生物群集を養う基礎を築いている。
サンゴ礁は、浅い海にあり、外洋とへだてられているため、穏やかな環境が形成されている。
サンゴの枝の間や陰は、生物の格好の生息場所となっている。
サンゴの骨格に穴をあけて暮らす貝類もいる。
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