繁栄した爬虫類を環境変動が襲った : 『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命』より

以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.54-55を参考にさせていただきました。

海から上がった生物は陸上で繁栄を続けた。
巨大なシダ植物が湿地帯に大森林をつくり地球は緑の惑星になっていった。

約3億数千万年前には原始的な爬虫類が出現した。
爬虫類は乾燥に強く、卵も殻に覆われていたので、水辺を離れての繁殖が可能だった。
のちに恐竜が誕生する。

一方、3億1000万年ほど前には、原始的爬虫類の中から現在の哺乳類の先祖が誕生したと考えられる。

2億5100万年前のベルム紀末爆発的な火山活動が起きて多くの生物が絶滅した。
この火山活動の原因は不明。