太陽は収縮をつづけて暗く冷たい白色矮星になり、太陽系の惑星は凍りつく : 『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命』より

以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.104-105を参考にさせていただきました。

赤色巨星となった太陽は膨張を続けるが、ある地点で外層部分のガスがはがれていき、「惑星状星雲」になる、そして最終的には現在の太陽の半分の質量くらいの小さな「白色矮星(わいせい)」となる。

白色矮星となった太陽は、酸素と炭素でできた核を持ち、外側をヘリウムがおおう。
当初は核融合反応をおこしているが、エネルギー源がなくなると、だんだん冷えて暗くなっていく。

太陽自身の重力により圧縮も続く。
圧縮が限界点に達すると、重力とつりあうように反発力が発生し、その後何の変化もおきない。
太陽は静かな死をむかえる。

赤色巨星の時代に太陽に飲み込まれなかった惑星は、そのまま太陽をまわり、すべては凍りつき太陽系は最期をむかえる。

mil39047

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