以下、佐藤勝彦 監修『みるみる理解できる相対性理論―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック)』P.112-113を参考にさせていただきました。
ニュートンの万有引力の法則とは
すべての物体はその質量と距離に応じた大きさの万有引力で引き合う
というもの
アインシュタインの特殊相対性理論によれば、速さの上限は光速の秒速30万キロメートル
しかし
万有引力はどんなに距離が離れていても一瞬で伝わる
と考えられていた
一瞬で伝わる万有引力は速さ無限大で伝わることになり
相対性理論とは矛盾する
※余談:バシャールは以下のように言っています。
光の速度が無限大だということがわかったときに、この宇宙の根本的な波動やエネルギーの真の力がわかります。 by バシャール
実際当時すでに万有引力の法則で説明のできない現象、木星の「近日点移動」が知られていた。
このことを説明するために、アインシュタインは、特殊相対性理論を発展させ重力を理論の中に組み込みたいと考えた。これがのちに「一般相対性理論」として実を結ぶ。
コメント