以下、『みるみる理解できる相対性理論―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック)』P.8-9を参考にさせていただきました。
一般相対性理論によれば、光は重力によって曲げられてしまう。
光の曲がりは空間が曲がることによっておこる。
重力によって、時間はゆっくりと進む。
「ブラックホール」はその強い重力によって光を曲げ、光を飲み込んでしまう。
時間もほとんど止まってしまう。
ゆえに、理論上、ブラックホールのそばで滞在することによって「未来へのタイムマシン」として使うことができる。
余談
GPS衛星が飛ぶ高度約2万キロメートルは、地上よりも重力が弱いので時間がわずかに速く流れる。また地上に対して秒速約4キロメートルで飛ぶので先の記事の特殊相対性理論によって時間が遅れる。
衛星に積み込まれた時計はこれらの効果を考慮に入れ時刻の補正を行っている。
この補正のおかげでGPSは正確な位置を教えてくれるとのこと。
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