以下、佐藤勝彦 監修『みるみる理解できる相対性理論―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック)』P.50-51を参考にさせていただきました。
相対性理論は「光速度不変の原理」が土台になっている。
光速度不変の原理とは「観測者がどんな速さで動こうと、また光を発する光源がどんな速さで動こうと、光はつねに秒速30万キロメートルで進む」というもの。
アインシュタインはまず光速度不変の原理を仮定し、それを土台に特殊相対性理論をつくっていった。この特殊相対性理論は検証され正しいと現在認められている。
光の正体は電磁波なのだが、電磁気学では光速がいつも同じ値を取るはずだと考えられおり、光速の性質は「絶対的に静止した場所」から見た時にだけ光速になる若しくは誰から見ても同じ値をとるのどちらかだと考えられていた。
しかしアインシュタインは、動いているか静止しているかは何らかの基準がなければ決めることができず、実際の宇宙では「絶対的な静止」など意味がないと考え光速度不変の原理にたどりつく。
だが実は、光だけが特別なのではなく、「自然界の最高速度」が特別なのだ。
質量がゼロであれば、光速と同じ「自然界の最高速度」で進むことができる。
ゆえに、特別なのは光の速度、すなわち自然界の最高速度であり、光そのものではない。
だから、光速度不変の原理は「自然界の最高速度不変の原理」ともいえるし
どんな速さで運動(等速直進運動)している観測者にとっても光速が不変になるように、時間と空間がのびちぢみするのだともいえる。
とのことですが、バシャールは以下のように述べています。
光の速度が無限大だということがわかったときに、この宇宙の根本的な波動やエネルギーの真の力がわかります。 by バシャール
たったひとつしかないプライム・パーティクルが動きまわることによって、この宇宙の中のあらゆる物質、物体ができているのです。 : バシャール スドウゲンキ
もし自然界の最高速度がバシャールの言うように無限大だとしたら、現在の科学界の学説がどう変わらざるを得ないのか、たいへん興味があります。
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