以下、佐藤勝彦 監修『みるみる理解できる相対性理論―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック)』P.116-117を参考にさせていただきました。
1907年、アインシュタインは一般相対性理論の土台となる生涯最高のアイデア
「落下する箱の中では重力が消える」
を思いつく。
ニュートン力学による重力の増減の説明では
「加速しながら運動している場所から見ると、加速の向きと逆向きに『慣性力』というみかけの力があらわれる」
しかし、慣性力はみかけの力であり、慣性力は存在しない。
慣性力は観測する場所によってあらわれたり、消えたりする。
では
慣性力のようなみかけの力と重力のような実在する力は
なにが違うのか?
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