以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.74-75を参考にさせていただきました。
歴史的には、アメリカの数学者フォン・ノイマンらは、電子や光子の状態を観測して、その観測結果が人間の「意識」に上がったとき、状態が一つに決まると考えた。
現在の多くの科学者は、人間の介在は状態の決定とは無関係と考えている。
観測とは
そのミクロな粒子が「マクロな痕跡」をつくり出すこと
と考えて概ね良好
(マクロな痕跡とは、10の何十乗個というような膨大な数の粒子に対して、元にもどすことのできない影響をあたえること)
どこにも影響を残さずに多数の粒子を元の状態にもどすことが不可能な場合「マクロな痕跡が残された」といって良い
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