以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.104-105を参考にさせていただきました。
量子論が次に目指すのは、重力を量子論の枠組みでとらえ直す「量子重力論」の構築。
量子論では、重力を「重力子」という素粒子の交換で説明することになる。
ただし、重力子も「波と粒子の二面性」をもつ量子論的な粒子。
現代物理学においては、重力はアインシュタインの一般相対性理論によって質量をもつ物体がつくりだす空間の曲がりによって生じると説明される。
量子重力理論の完成は、量子論と一般相対性理論の融合を意味する。
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